アメリカには、子どもと一緒に国立公園などを楽しむための「Every Kid Outdoors」という制度があります。
これは、アメリカの4年生(Fourth Grade)の子どもを対象に、4年生の年度の9月1日から翌年8月31日まで、国立公園をはじめとする連邦政府管理地の対象施設で、入場料などが無料になるパスを提供する制度です。
アメリカで子育てをしている家庭や、国立公園を巡るロードトリップを計画している方には、ぜひ知っておきたい制度のひとつ。
我が家もアメリカで子どもたちと旅行をする中で、この制度を利用しました。
今回は、Every Kid Outdoorsの仕組みや対象者、利用できる場所、実際に使う際のポイントについて紹介します。
Every Kid Outdoorsとは?
Every Kid Outdoorsは、アメリカの4年生(Fourth Grade)を対象とした、自然や歴史的な場所を訪れる機会を広げるためのプログラムです。
4年生の子どもとその家族は、対象となる連邦政府管理地の入場料などを、1年間無料で利用できます。
対象となる場所は国立公園だけではありません。
国立公園(National Park)をはじめ、
- 国有林
- 国立野生動物保護区
- 国立レクリエーションエリア
- その他の連邦政府管理地
など、2,000以上の連邦政府管理地が対象となっています。
そのため、国立公園を巡る旅行だけでなく、普段の週末のお出かけにも活用できます。
💡なお、この制度はアメリカの4年生を対象としたプログラムで、日本から旅行で訪れる小学4年生が利用するための制度ではありません。
国立公園がすべて無料になるわけではない?
ここは注意したいポイントです。
Every Kid Outdoorsは、「アメリカにあるすべての国立公園で、すべての料金が無料になるパス」ではありません。
対象となるのは、Every Kid Outdoorsの対象施設・対象料金です。
また、施設によって料金の仕組みが異なるため、訪問前に公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
特に、
- 駐車料金
- キャンプ料金
- 特別ツアー
- 予約制のアクティビティ
- 民間会社が運営するツアー
などは、別料金になる場合があります。
「パスがあるからすべて無料」と考えず、訪問する場所ごとに確認すると安心です。
どうやって取得する?
Every Kid Outdoorsのパスは、公式サイトから簡単に取得できます。
4年生の子どもが対象であることを確認し、画面の案内に沿って手続きを進めます。
💡Every Kid Outdoors 公式サイトはこちら
パスの取得・利用方法
① 公式サイトからパスを取得
公式サイトにアクセスし、簡単な質問に答えてパスを取得します。
② 表示されたパスを印刷
画面に表示されたパスを印刷して、対象施設へ持って行きます。電子コピーは利用できないため、必ず印刷して持参しましょう。
③ 料金所でパスを提示
利用できる施設を訪れたら、料金所で印刷したパスを渡します。
④ カードを受け取り、名前を記入
我が家が利用した際は、料金所で印刷したパスを渡すとカードに交換してもらい、裏面に名前を記入しました。
(※紙のパスをプラスチック製のカードに交換できる施設は限られているそうです。)
💡次に対象施設を訪れた際は、このカードを提示するだけで利用できるようになります。
一度カードを受け取っておけば、その後の旅行ではカードを持参するだけなので、とても便利でした。
💡
我が家もEvery Kid Outdoorsを利用
我が家はアメリカで生活する中で、子どもたちと一緒にさまざまな場所へ旅行しています。
特にロードトリップでは、国立公園や国立記念地などを訪れる機会が多く、息子が4年生の時にEvery Kid Outdoorsを利用できたのはとても助かりました。
アメリカの国立公園は、場所によっては入園料が必要です。
一つ一つの料金はそれほど高くなくても、家族4人で何か所も訪れると、合計するとそれなりの金額になります。
そのため、4年生の子どもがいる家庭なら、利用できる期間にできるだけ活用したい制度です。
旅行好きの家庭には特におすすめ
Every Kid Outdoorsを知っていると、家族旅行の計画も少し変わってきます。
アメリカは国土が広く、国立公園同士も離れているため、春休みや夏休みなどの長期休暇を利用して、複数の国立公園を巡るロードトリップを計画するのもおすすめです。
「4年生の1年間に、できるだけたくさんの国立公園を訪れてみよう」と、家族で旅行の計画を立てるのも楽しそうですね。
我が家もこれまでロードトリップでいくつもの州を訪れてきましたが、子どもが4年生の時期だからこそ利用できるEvery Kid Outdoorsは、とてもありがたい制度でした。
まとめ
Every Kid Outdoorsは、アメリカの4年生とその家族が、1年間、国立公園をはじめとする連邦政府管理地の対象施設を無料で利用できる制度です。
ポイントをまとめると、
- 4年生が対象
- 1年間利用できる
- 家族で利用できる
- 国立公園だけでなく、さまざまな連邦政府管理地が対象
- 2,000以上の連邦政府管理地が対象で利用できる
- すべての料金が無料になるわけではないため、訪問前の確認がおすすめ
という制度です。
アメリカで子どもと一緒に生活している家庭、特に国立公園巡りやロードトリップが好きな家庭なら、知っておいて損はありません。
我が家もEvery Kid Outdoorsを利用しながら、子どもたちとアメリカ各地を旅行しました。
4年生の1年間は一度しかありません。
せっかく利用できる機会があるなら、Every Kid Outdoorsを活用して、アメリカならではの大自然を家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。
