私たち家族にとって初めての長距離ロードトリップ。 ルートは オクラホマ → ヒューストン → ラスベガス → そして再びオクラホマへ。
観光を楽しみながら11日間かけて走り抜けたアメリカ南西部の大地は、どこまでも広く、見る景色ごとに新しい発見がありました。
今回は旅の9日目。アリゾナ州フラッグスタッフからニューメキシコ州ギャラップまで移動します。 この日は I-40 を走りながら、途中にある メテオクレーター(隕石跡) と Petrified Forest National Park(化石の森国立公園) に立ち寄りました。
DAY9|フラッグスタッフ → ギャラップ
- 出発地:アリゾナ州 フラッグスタッフ
- 経由地:メテオクレーター(隕石跡)・Petrified Forest National Park(化石の森国立公園)
- 目的地:ニューメキシコ州 ギャラップ
- 移動時間:3時間42分/ 220mile
- 移動距離:約220mile(約354km)
(※移動距離と時間はGoogle Mapで算出した目安で、休憩時間は含まれていません。)
この日は、I-40を利用して移動しながら、観光スポットに立ち寄りつつギャラップを目指します。

メテオクレーター(Meteor Crater)|巨大な隕石跡に圧倒される
- 場所:Meteor Crater Natural Landmark(メテオクレーター)
- 住所:I-40 Exit 233, Winslow, AZ 86047
- HP:https://meteorcrater.com/
最初に立ち寄ったのは、フラッグスタッフ近郊にある メテオクレーター。 約5万年前に隕石が落下してできたとされる、地球上でも保存状態の良い隕石跡のひとつです。
直径は約1.2km、深さは約170m。 展望台から見下ろすクレーターは想像以上に大きく、 写真や映像で見るのとはまったく迫力が違いました。
クレーターの縁に立つと、 自然の力というよりも「衝突」という一瞬の出来事が これほどの地形を生み出したことに驚かされます。



併設されたビジターセンターでは、 隕石の破片や衝突の仕組み、 宇宙からの天体が地球に与えた影響についての展示があり、 短時間でもしっかり学ぶことができます。
科学的な内容も多いですが、 映像や模型が多く、子どもでも理解しやすい工夫がされているのが印象的でした。館内にはギフトショップもあり、見学をした後にお土産を眺める時間も楽しかったです。



Petrified Forest National Park(化石の森国立公園)へ
- 場所:Petrified Forest National Park(化石の森国立公園)
- 北入口:Painted Desert Visitor Center
- 南入口:Rainbow Forest Museum and Visitor Center
- HP:https://www.nps.gov/pefo/index.htm
続いて向かったのは、Petrified Forest National Park(化石の森国立公園)。 I-40沿いに入口があり、長距離移動の途中でも立ち寄りやすい国立公園です。
この国立公園の特徴は、 その名の通り、木が化石となって地表に残っている景観。 約2億年以上前の木々が、長い年月をかけて石へと変化しています。
今回は Rainbow Forest Museum and Visitor Center 側から入り、 そこから北上していくルートで園内を巡りました。 南側から北側へ抜ける形になるため、 見どころを効率よく回りやすいルートだと感じました。

Rainbow Forest Museum and Visitor Center
Rainbow Forest Museum and Visitor Center では、 木の化石ができる過程や、この地域の地質、 当時の気候などについての展示を見ることができます。
屋内展示を見たあとに外へ出ると、 ビジターセンターの裏側に広がる屋外エリアがあり、 そこには驚くほど多くの木の化石が点在しています。
地面に横たわる巨大な化石を間近で見ることができ、 「これがすべて、かつては生きていた木だった」という事実に 改めて圧倒されました。
色合いも場所によって異なり、 赤や茶色、灰色など、石とは思えないほど表情豊か。 自然の力と、気の遠くなるような時間の流れを 静かに感じられる場所でした。
補足として、時間に余裕がない場合は、 この Rainbow Forest Museum and Visitor Center 周辺だけでも、十分に木の化石を楽しむことができます。 ビジターセンターの裏手に多くの化石が集まっているため、 短時間で見応えがあります。




一方で、このまま北へ向かって園内を進んでいくと、 徐々に木の化石の数は少なくなり、 代わりに色鮮やかな地層や広大な風景を楽しむエリアへと景色が変わっていきます。




また、Petrified Forest National Park には 南側(Rainbow Forest)と北側の両方にビジターセンターがあり、 どちらの入口から入る場合でも、 最初に立ち寄って情報を確認するのがおすすめです。


ギャラップ(Gallup)という町
この日の目的地は、ニューメキシコ州西部に位置する町 ギャラップ。 アリゾナ州との州境にも近く、I-40沿いにあることから、 古くから「移動の拠点」として発展してきた町です。
かつては鉄道の町、そして ルート66沿いの宿場町 としても栄え、 現在もロードトリップ中の旅行者が多く立ち寄ります。
また、周辺にはナバホ族をはじめとする ネイティブアメリカンの居住地が広がっており、 ギャラップはその文化的な玄関口のような役割も担っているそうです。
町の中には、 ネイティブアメリカンのアートや工芸品を扱うお店も多く、 本来であれば、他の町とは少し違った雰囲気を感じられる場所なのだと思います。
今回の旅では、 正直なところ、ギャラップは「宿泊の拠点」としてしか考えておらず、 到着したのも遅い時間だったため、 街並みをゆっくり見る余裕はありませんでした。
そんな中、翌日に備えて立ち寄ったウォルマートで、 思いの外、日本食品の品揃えも充実しているのを見て驚きました。 「なぜこの町に?」と不思議に思ったことが、 後からギャラップについて調べるきっかけになりました。
調べてみると、 交通の要所としての歴史や、 ネイティブアメリカン文化との深いつながりなど、 それまで知らなかった一面が次々と見えてきます。
今回はほとんど通り過ぎるだけの滞在でしたが、 あとから知れば知るほど、 きちんと時間を取って歩いてみたい町だったと感じました。
もし次にこのルートを通ることがあれば、 移動の途中で泊まるだけでなく、 町の散策や文化的な見どころも、 意識して巡ってみたいと思います。

この日の宿泊先
- Hampton Inn & Suites Gallup
長距離移動と観光で疲れた体をしっかり休め、 翌日の移動に備えます。

まとめ
この日は、フラッグスタッフを出発し、 I-40をひたすら東へ走りながら、 メテオクレーターと化石の森国立公園という、 アメリカ南西部ならではのスケールの大きな自然に触れた一日でした。
長距離移動で体力的にはなかなかハードでしたが、 隕石の衝突が生んだ地形や、 何億年もの時を経て石へと姿を変えた木々を実際に目にすると、 その疲れ以上に「ここまで来てよかった」と感じる瞬間が何度もありました。
また、目的地として選んだギャラップについても、 旅の最中には気づかなかった町の背景をあとから知ることで印象が大きく変わりました。 通過点や宿泊地として見ていた町が、 実は長い歴史と文化を持つ場所だったと知るのも、 ロードトリップならではの発見です。
観光だけでなく、 走る時間や、立ち寄った町での何気ない出来事も含めて、 この日の移動そのものが旅の大切な一部でした。
次の日は、さらに東へ。テキサス州アマリロまで移動します。途中、芸術と歴史が色濃いニューメキシコ州サンタフェに立ち寄ります。

・ロードトリップの全容はこちら👉「家族で巡るアメリカ南西部ロードトリップ | オクラホマ発 11日間の旅」
・8日目の記事はこちら👉「ロードトリップの醍醐味!セリグマン寄り道|オクラホマ発 家族で巡るアメリカ南西部ロードトリップ⑧」

