【海外赴任・アメリカ】子供の予防接種準備と現地対応

Daily Life

こんにちは。今回は、アメリカ・オクラホマ州へ家族で赴任するにあたって、我が家が経験した予防接種の準備と現地での対応についてまとめました。これから海外赴任を予定している方の参考になれば嬉しいです!


まずは母子手帳で確認!

海外赴任が決まったら、まず最初に母子手帳で子どもの予防接種履歴を確認しました。

そして、夫の会社からもらった予防接種リストや、オクラホマ州の公式サイトを調べて、どの予防接種が必要かを確認しました。

オクラホマ州で接種が必要な予防接種はこちら!


A型肝炎ワクチンを日本で2回接種

確認した結果、日本では接種が義務ではないA型肝炎ワクチンありませんが、アメリカでは接種が必要なので、我が家は日本で2回接種しました。(全3回接種が必要で、3回目は半年後にアメリカで接種しました。)

日本のかかりつけの小児科ではA型肝炎の取り扱いがなかったため、大人だけでなく、子どもも対応している渡航外来を探して、電車で30分ほどの病院を受診しました。


英文の予防接種証明書を発行

現地の小学校に通うためには、英文の予防接種証明書が必要です。私たちも渡航前に渡航外来の病院で作成してもらいました。

これは日本で必ず準備しておくべき大切な書類です!


小学校入学手続き時に提出&不足連絡

現地の小学校の入学手続きの際に、英文の予防接種証明書を提出。しかし、後日学校から「予防接種が足りない」との手紙を受け取りました。

A型肝炎と、なんと四種混合(DTaP-IPV)ワクチンが足りないというのです。

日本とアメリカでは予防接種のスケジュールが異なるのか、日本での接種が“Invalid Dose=無効な投与”になるケースも。息子たちは、1回の追加接種が必要となりました。


保健所での追加接種

まだアメリカでのかかりつけ医が決めていなかったため、現地の小学校の保健の先生に相談しました。すると、最寄りの保健所を紹介してもらい、保健所で予約をして追加接種しました。

四種混合の接種当日は、保健所のスタッフが電話で医療通訳を手配してくださり、電話越しではありますが日本語で副反応や注意事項などの説明をしっかり受けることができました。(なお、数ヶ月後にA型肝炎の予防接種を受けた際には、通訳の手配と副反応等の説明はありませんでした。予防接種の種類や担当スタッフによって対応が異なることがあるようです。)


接種後に受け取る「IMMUNIZATION RECORD」

接種後には「IMMUNIZATION RECORD」という記録用紙が渡されました。

IMMUNIZATION RECORDには、今までの接種履歴と、今後必要な接種内容が記載されたものです。日本で受けた接種歴も反映されていて安心感がありました。

この用紙はPDFデータで小学校の保健の先生に提出しました。


接種時の流れと持ち物

保健所の窓口で予約をした際に、「記入が必要な書類があれば、事前にいただきたい」とお願いし、必要な書類をその場で受け取りました。自宅で記入して持参したことで、当日の手続きがとてもスムーズに進みました。

我が家の場合、初回の接種時に以下の書類の記入が必要でした:

  • 患者情報の登録用紙
  • 個人情報の取り扱いに関する同意書
  • 予防接種の問診票

当日持参したもの

  • 母子手帳(念のため)
  • 英文の予防接種証明書
  • 子どもと保護者(私)のパスポート
  • 保険証(INSURANCE)
  • 事前にもらった書類

最後に:少し肩の力を抜いても大丈夫!

どれだけ準備を万全にしたつもりでも、我が家のように現地で追加接種が必要になることもあります。

だからこそ、「完璧にしなきゃ!」と気負いすぎず、必要な手続きを一つずつ確認しながら、少し肩の力を抜いて準備を進めていけたらと思います。

これから海外赴任を控える皆さんの助けになれば嬉しいです!

また、海外赴任の準備としてアメリカ生活で本当に役立ったものも以下にまとめていますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

🇺🇸アメリカ生活で本当に役立ったもの!まとめ

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